
「当てつけで家事をやらない」なんて、出来なかった。
「なんで弁当やめなかったの?」
「私なら洗濯もアイロンがけもしないわ〜」
そんなふうに言われたことがある。
でも私は、一度も「やらない」という選択肢を持てなかった。
怒っても、泣いても、疲れていても、
炊事も洗濯も、弁当作りもアイロンがけも、全部やっていた。
だって、やらなかったら、何が起こるかわかってたから。
それはもう、ただの“責任感”なんかじゃなかった。
Contents
「80点は0点」完璧以外は全否定
元夫の葛王は、いつも“理想の100%”を求めてきた。
お弁当のことでも、毎日のように文句を言われた。
✅️ご飯が固い/やわらかすぎる
✅️多すぎる/少なすぎる
✅️冷食はダメ
✅️昨日の夕飯のおかずを入れると不機嫌
正社員残業ありの仕事家事育児ワンオペの中での話。私なりに時間をやりくりして作っても、「俺のことを考えてない」と責められる。
ある日、言われた言葉が忘れられない。
80点は0点と同じだ!
どんなに頑張っても、「完璧」じゃなければ“無”にされる。まさにゼロ100思考。
そんな採点を毎日受けて、私はどんどん自信を失っていった。
制服1枚のアイロン──やめられなかった理由
洗濯物のアイロンがけは、ほぼ葛王の制服だけ。
でも「明日困るから」と言われると、どんなに疲れていても手が止められなかった。
本当は「自分でやって」と言いたかった。
でも言えなかった。
言ったら怒鳴られる
黙りこまれて無視される
子どもに当たり散らされる
だから私は、やめられなかった。
“困るのは向こう”のはずなのに、“私がやらなきゃいけない”と思い込んでた。しかもそれを、「私が責任感が強くてやめられないんだ」と思い込んでました。本気で。
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夜な夜なの説教──睡眠時間すら支配するモラハラ夫
1日の終わり、子どもを寝かせた頃──
「話がある」と葛王が口を開く。
それは、朝まで終わらない“説教”の始まりだった。
❎️弁当が手抜き
❎️態度が冷たい
❎️返事の仕方が気に食わない
❎️ちゃんと反省してるように見えない
❎️反論すれば「言い訳」
❎️泣いても「被害者ぶるな」
説教は終わらず、気づけば深夜3時、4時(+_+)
翌朝、寝不足のまま弁当と支度をして、早朝からいつものように動く私。
壊れていたのに、それにも気づけなかった。
先回りしてやるように仕向けられていたモラハラ生活
私はずっと、「怒らせないように」「地雷を踏まないように」と先回りして動いていた。
📝ご飯の固さに気をつけて
📝制服を切らさないようアイロンがけして
📝口調を選んで、言い方を和らげて
📝相手の顔色を見て、話しかけるタイミングを測って
自分から進んで気配りしていたんじゃない。
そうしないと、怒りや無視、暴言が降ってくるから。
それが何年も続くと、自分の感情や判断なんてどこかへ行ってしまう。
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「無視」も「壁に穴」も、支配するための手段だった
元夫は直接手を出すことはなかった──
でも、
👊壁を殴って穴を開ける
👊ドアを押し当ててくる
👊モノを投げつける
👊数日間、完全に無視される
“手を出してない”=セーフではない。
それは立派な暴力であり、「恐怖で支配する手段」だった。
私はそのたびに、
自分が悪いのかな
私が空気を読めてなかったのかも
弁当のせいかな、言い方かな…
そんなふうに、どんどん自分を責めていた。

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本当はやらなくてもいいことを、やらされ続けていた
今になってようやくわかる。
弁当を作らなくても、困るのは私じゃない
アイロンをかけなくても、本人がなんとかすればいい
相手の機嫌を取らなくても、私の価値は変わらない
でも当時の私は、
やめること=相手を怒らせること=自分が悪者になること
だと思ってた。
そう思わされていた。
“やらなきゃ”じゃなくて、“やらされてた”だけ
私が家事をやめられなかったのは、
気が利くからでも、優しいからでもない。
ただ、「怖かった」から。
怒られるのが怖い
無視されるのが怖い
説教されるのが怖い
壁に穴があく音が怖い
子どもにまで被害がいくのが怖い
だから私は、
“やらなきゃ”じゃなく、“やらされてた”だけだった。
同じように苦しんでるあなたへ
あなたが「やらなきゃ」と思ってること、
本当に“あなたの責任”ですか?
“やさしさ”や“気遣い”のように見えて、
実は“恐怖への服従”になっていないか──
もし心当たりがあるなら、
どうか一度、立ち止まってみてください。
あなたがやるべきことは、
「自分の心と身体を守ること」です。
❀moyu❀
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