モラハラの爪痕~心と体が蝕まれた私が、別居後も離脱症状に苦しんだ日々〜

モラハラ離婚

こんにちは、moyuです。

家庭内モラハラ。
見えない場所で、静かに、確実に心と体が壊されていく。
この記事では、私がモラハラの渦中でどんな毎日を過ごしていたのか、その“リアルな体感”を中心にまとめました。

同じように苦しんでいる誰かが、
「自分だけじゃない」と感じられますように。


元夫は、深夜から早朝にかけて、まるで趣味かのように長時間の説教を続けました。

「何の話をしているのかわからない」

⏰ 夜通し説教される日々

「さっきと言ってることが違う」

そんな感覚で葛王の話を聞いていました。

私が発言をすると火が付いたように叱責がエスカレートする。

電気を消し忘れただけでも責め続けられ、何時間も続く罵倒…
➡️ 結果、私は日常的に「眠気・うんざり・辛い・感情に蓋」という状態のストレス下に置かれたのです。


🧠 精神が“逃げる”感覚との共存

繰り返される人格否定否定攻撃により、次第に精神が「防御モード」に。

感情にフィルターをかけて客観視するように

頭がボーッとし、思考が止まる感覚。段々と感情が鈍くなり、とにかく早く切り上げることが目標に。悪いと思っていなくても謝る。

結局、

・反論すれば否定。

・だんまりでも「何も考えてない」→人格否定。

・謝れば「何が悪いか自分で考えろ」→正解は無い。葛王のお気の済むまで無限問答へ。

要は理由は何でもいい、日々サンドバッグ化するためのきっかけを探している🌱(さすらいの旅人か🤣)。

眠気とストレスで、脳が働いていない状態が常態化していました。特に葛王との問答が始まると「パチっ」とスイッチOFFになってましたね。

「私って忍耐強い…どこまで我慢できるんだろう」と、客観的に自分を見つめていました。まるで上から他人事のように見ている感覚。


💔 身体にも現れた影響

別居が秒読みになった頃、過度なストレスと睡眠不足(この頃次男おとは乳児ですからね👩‍🍼🍼)から、乳腺炎を繰り返してしまいました。

繰り返す悪寒戦慄・高熱・胸の硬結と熱感・痛み…。

本当に辛かった…40℃とかバンバン出てた😵‍💫

産婦人科のゴッドハンド助産師さんには、何度も御世話になりました🥺


モラハラ生活終盤では、動悸・過呼吸に悩まされました。もう、身体も心も悲鳴を上げていました。葛王の気配や、もうすぐ帰ってくる…という時間になると心臓がバクバクして冷や汗が出る。この頃限界を体感し、堪忍袋の尾が切れるのが分かりました。


🌙 離れてからも続く心の傷

別居から離婚までの1年半では、

毎晩「葛王に追われる夢」にうなされ

中途覚醒不安で眠れず

常に警戒緊張感を抱え、過呼吸にも苦しみました……。

「(手続きで役所に行ったら)どこかで待ち伏せてるんじゃないか」「職場に乗り込まれるんじゃないか」「また実家に来たら…」「保育園にも来るかも…」と、毎日が不安でした。

今考えても正常じゃなかったと思います。 

ただ、異常って訳でも無いと思います。何故かというと、【モラハラ環境を生きた人たち(ブログ)】の中でも、モラハラから離脱した時に現れる症状として挙げられているから。

心が、やっと傷の痛みに気付いて、向き合い、消化しようともがき苦しんでいた時期なんだと思うのです…。

モラハラ被害者が受ける精神的ダメージについての記事はコチラ(モラハラの後遺症の症状とは?加害者に損害賠償請求はできる?ベンナビ)

🧱 無気力が襲う日常

反論すれば罵倒が続く。
家事・育児・仕事を全部ワンオペで、ミスのプレッシャーを抱えながら続く日常。
話し合いをする余裕なんてなくなっていました。反論すれば連日連夜、辻褄の合わない責任転嫁の罵倒が続けられる。そんな苦しみを何年も刷り込まれると、気力を無くします

諦めてる訳ではない。

本当は離婚したい。

でも葛王は話し合いが出来ない

考えるだけで気分が悪くなる。日々の仕事と、ワンオペ育児家事が容赦なく積み上げられる。余裕なんて無い。いつも付いて回る「失敗」のプレッシャー。

断崖絶壁ギリギリの崖っぷちに立たされて、変則的な鉄球投げ続けられながらワンオペ育児家事仕事して暮らしてたら、話し合いする余裕もありませんでした😅


💬 “相談”の難しさと必要性

でも、苦しみを誰かに話したい気持ちもありました。
しかし相談すると…

「あなたが選んだ相手でしょ」

「大袈裟に感じすぎじゃない?」

「離婚なんて簡単に言うなよ」

…という心ない言葉で傷つくことの方が多くて。
家庭内のモラハラは、外から見たら「普通の喧嘩」に見えることもある――だからこそ、“話す相手と場”は慎重に選ぶ必要があると痛感しました。家でもモラハラ受けてるのに、他の場所でも否定受けるの本当に辛かったです。


🤝 支えとなった存在たち

私の場合、葛王はヒモラ型モラハラッサーだったので、仕事を続けるしか選択肢が無かったですが、社会との繋がり自立の手段を持ち続けられたことは良かったと思います。

聞いてくれる相手がいて、しかもモラハラッサーの異常さを再確認出来たし。共感してもらえたり、相談にも乗ってもらえました。

匿名のSNS投稿したら、モラハラ被害者の多さを知ったり、励まし合ったり、支えになったり知恵を頂いたりしました。

仕事やSNSを通じて得た相談相手

同じような境遇の人たちの存在

モラハラについて学ぶ本で、自分の経験を言語化できたこと

…が大きな支えとなり、少しずつですが立ち直るきっかけになりました。


📝 まとめ:話すことの大切さ

家庭という閉鎖的な空間で起こるモラルハラスメント。渦中は勿論、事後も傷跡が残ったし、二次災害も受けました。

でも、何とか起き上がって立ち直ることが出来た。それは、人(SNSサイト含め)に話して放出出来てたから(あとモラハラの本を読んで、自分の感じた違和感や気持ちを言語化して紙に書き出したり)かな、と今思います。

話すって大事🙂‍↕️

だって家庭内でまともな話って出来ないんだもんね😵

“吐き出すって、大事。”
そう再認識しました🙂

それと同時に、日常生活に支障が出ている場合は、迷わず医療機関を頼ることが大切です。

私自身、市販の睡眠導入薬や、心療内科で処方された不安時の頓服薬に何度も助けられました。心療内科にかかったのは、

「いざという時は診断書を出してもらい、モラハラによる精神的被害を公的に証明する必要があるかもしれない」

と思っていたからです。

自我を保てないほど追い詰められてしまえば、加害者側の言い分だけが信じられてしまう危険性もあります。相手は「話の通じない人👽️」。

だからこそ、冷静さを保つための手段(ツール)を自分の中に持っておくことが本当に大切です。薬、診断書、相談先、知識、記録……使えるものは、どんどん使っていいと思います。

「一人で抱え込まないこと」「我慢しすぎないこと」が、何よりの自己防衛になります😌


🔗 関連記事

⇩ハネムーン期と爆発期を繰り返すモラハラについての記事はコチラ

⇩上で触れた【モラハラ環境を生きた人たち】の読書感想記事はコチラ

Follow me!

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました