
大切な人にプレゼントを贈るとき、喜ぶ顔を思い浮かべて胸が弾みますよね。
私もそうでした──あの「プレゼントトラウマ事件」が起きるまでは。
🎁 幻の「喜ぶ顔」
かつての私は、バレンタインや誕生日に葛王(元夫)の喜ぶ顔を想像しながら、ウキウキとプレゼントを選んでいました。
「ありがとう!」の笑顔を期待して…。
…が、結婚してすぐに「プレゼントトラウマ事件」が勃発したのです。
💣 プレゼントトラウマ事件
デパートで悩みに悩んで選んだのは、黒革の二つ折り財布。シンプルだけど上品なアクセントカラーの糸が効いた一品。店員さんも「旦那様もきっと喜びますよ✨」と太鼓判を押してくれました。
「これで葛王くんも大喜び間違いなしだ🥰」とウキウキ帰宅する私。
未来の自分にタイムスリップして声をかけたい。
やめな、moyu。ドクズがド外道に進化するよ。心の防具を装備しな。
当時の私にこの言葉が届くはずもなく…Xデーを迎えることとなるのです…。
🥶 当日のリアクション
ご馳走を並べて、仕事から帰宅した葛王のお出迎え。
満面の笑みで「おめでとう〜🎉」とプレゼントを差し出す私。
返ってきたのは――
あー…、ありがとございまーす…
そして、プレゼントを開封することなく棚に置く葛王。『えっ?😳』
まさか開封してもらえないなんて思わず、面喰らう私。とりあえず食事を楽しみ、葛王は入浴。上がってきた葛王に声をかける。
ねぇねぇ、プレゼント、開けてみて貰える?(わくわく)
あー…
ダルそうに包装紙を破る葛王。中から出した財布を見て…
俺の好みじゃないから返品して買い直させてくれた方が嬉しいわー
てか、貰うと返すのだるいし、次から無しで
……はい、この瞬間に爆誕しました。
ヒトデナシ科キチク属
モラルハラ・クズオ。

😑 モラハラあるあるポイント
モラハラ加害者の典型的な反応が、まさにここに凝縮されています。
- 💥 心を込めた贈り物をゴミ扱い
- 💥 愛情を「重荷」と解釈
- 💥 お返し=労力だから拒否
相手の誠意を“受け取れない”どころか、“攻撃材料”に変えてしまうのです。
🧠 自己愛性人格障害(NPD)の視点から
心理学的には、この反応は自己愛性人格障害(NPD)の特徴と一致します。
- 愛情=束縛:「プレゼントはお返しを要求される罠」と感じる
- 自己中心性:感謝より「自分の都合」を優先
- 否定で優位性を保つ:相手を突き放すことで「上に立つ」
つまり葛王にとってプレゼントは「愛の証」ではなく「自由を奪う鎖」に見えていたのです。
😅 その後のオチ。
「喜んでくれる」と信じて送り出してくれた店員さんに、返品しにいくなんて、想像するだけで涙が出そうでした。今でも謝りたい気持ちです。
結局プレゼントは、引き出しにしまい込まれそうになった為救出。
私が使うことにしました…。
葛王の望み通り【プレゼントは無し】になった瞬間でした。
葛王にとっての真理はこう。
気に入らないプレゼント=存在しないのと同じ。
そんな生活を続けた結果、日常の中で少しずつ「自分の価値を否定される感覚」に蝕まれていきました。
⇩この本は、モラハラ被害にあっている方に是非読んでもらいたい本です。被害にあった事象を客観視して言語化するのにとても参考になる本です。自分の気づかなかった心の声にも聴ける一冊です。気になる方は是非読んでみて下さい。
![モラハラ環境を生きた人たち [ 谷本惠美 ]](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/3968/9784880593968.jpg?_ex=120x120)
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でも今は、はっきり言えます。
仇しか返さない人間には、プレゼントしないのが正解。
離れられて心底よかった。プレゼントは“喜び合うためのもの”だと、今は心から思います。
医師対応のサービスもあり、心療内科や精神科の受診を迷っている方にも安心です。
継続的にカウンセリングを受けたい方と、目的に応じて使い分けられるのも良いなと感じました😊

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