
家族の生活リズムを無視し、機嫌次第で子供や配偶者に当たる――そんな父親の姿を目の当たりにすると、心がざわつきます。私の元夫・葛王も、まさにその典型でした。
今回は、昼夜逆転生活を続ける葛王の「朝のモラタイム」と、それに翻弄される私と子供たちの日常を振り返りつつ、そこに見える 自己愛性人格障害(NPD)の思考パターン を解説します。
朝の慌ただしさと葛王の登場
保育園や学校の支度、朝ごはんの準備、乳飲み子のお世話。
朝は常に戦場のようにバタバタしていました。
そんな中、葛王はのしのしと部屋から現れ、怪訝そうな顔で「はあぁーー」と深いため息。
この瞬間から、我が家の日常は“モラタイム”に突入します。
彼の口癖は決まってこうでした。
夜中に求人情報を見て寝不足な俺様が寝ているんだから、朝は静かにしてくれ
いや、ちょっと待って。
こっちは働きながら乳飲み子を含む二人の子供の世話と家事を担っているんですけど?
無職の葛王が生活スタイルをこちらに合わせるのが筋でしょ😠
でも、いくら訴えても言葉は通じません。私はただ、子供たちを支えながら日々を回すしかありませんでした。
自己愛性人格障害の特徴と行動パターン
このような行動には、自己愛性人格障害(NPD) に見られる思考のパターンが色濃く表れています。
主な特徴
- ✅️ 自己中心性: 自分の気分や生活リズムが最優先。
- ✅️ 共感の欠如: 相手の感情に反応できない。
- ✅️ 承認欲求の強さ: 常に特別扱いや配慮を求める。
- ✅️ 責任転嫁: 問題が起きても自分の責任は認めず、他者に不満をぶつける。
こうした傾向から、家族は常に「相手の機嫌」に支配され、安心して生活できなくなります。
これは「気分屋」や「だらしない」といったレベルではなく、心理的に構造化された問題 なのです。
子供の優しさを踏みにじる瞬間
ある日、葛王が頭痛を訴えました。その時、にいすけ(当時4歳)が小さな手でお茶を差し出して言ったのです。
はい、これ痛いのが治るお茶よぉ😃🥛
私なら感激して涙ぐむような場面。
なのに、葛王は完全に無視。お茶も受け取らず、何も返さない。
私が
心配してくれてるから何か答えてあげて
と促しても、冷たい態度は変わらず。
それどころか、
はぁー…。ねえ、うるさいからあっち連れて行って!
と言い放ったのです。

その瞬間、私は思いました。
「この人、本物の人でなしだ…‼️」
子供への影響
心理学的に見ると、こうした経験は子供に深い影響を与えます。
子どもへの影響
- ✅️ 安心感の欠如: 「いつ怒られるかわからない」
- ✅️ 承認欲求の歪み: 「認めてもらうために過剰に頑張る」
- ✅️ 罪悪感の内在化: 「自分が悪いから機嫌が悪いんだ」と思い込む
- ✅️ 優しさの断絶: 自己愛的な親は「優しさ」を受け取る力が弱く、子どもは「優しさを表現しても無駄だ」と学んでしまう危険もある
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それでも残る小さな光
そんな中でも、子供たちは小さな優しさを見せ続けてくれました。
次男が泣けば、にいすけは「ママ、大丈夫だよ。ぼくが遊ばせてるから」と声をかけてくれる。
葛王が機嫌で家族を振り回しても、子供たちの思いやりに私は何度も救われました。
その存在があったからこそ、私は日々踏ん張ることができたのです。
結び
自己愛性人格障害の人と暮らすと、家族は常に相手の機嫌に縛られます。
しかし、その中でも 「誰を信じて頼るか」「優しさの価値」 を学び取ることができます。
子供の小さな思いやりは決して無駄にはなりません。
そして何より大切なのは、「加害者の機嫌ではなく、自分と子供の心を守ること」だと、私は強く感じています。
❀moyu❀
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