
この記事では、自己愛性人格障害の診断を受けた方を、他者視点で見ることが出来た実例を綴っています。
先日、医療現場で立ち話になったときのこと。
ある患者さんが自分語りを始め、私はつい親身になって聞き入ってしまった。
でも後で衝撃の事実を知ることになる。
『自己愛性人格障害』の診断を受けていた方だったのです。
知らずに関わったけれど、振り返れば思い当たる節ばかり。
この出来事を通して、私は自然と、かつての葛王(元夫)の行動を思い出しました。
悲劇のヒロイン&自己陶酔
患者さんの苦労話がしばらく続きました。
家族との思い出を語るにつれて、感極まって涙を流されていた。
初見の私は「可哀想に…」と思って親身になって聞いていました。
『何も非がないのにこんな目にあって…本当に辛い…🥺』と。
ただ、話は終わらず、かなりの時間を割いていました。そんな中、徐々に辻褄の合わない箇所もチラホラ見えてきました。
しばらくしたら別用で呼び出しがあり、患者さんは去っていかれました。
そして同僚から、衝撃的なことを聞きます。
『あの方、自己愛性人格障害(MSD マニュアル
家庭版)の診断ついてて、来る度同じように訴えてるよ』と😳
同僚は複数回対応しており、知り得たらしい…。
初めて社会の中で、診断を受けた自己愛性人格障害の方と対峙しました。
外から見ていても一見わからない──人当たりは良く、巧妙に作り込まれた苦労話に、初見の私はすっかり巻き込まれてしまった。
複数回対応した同僚は、診断を知っていたため、淡泊な反応に徹していたらしい。
ガーン…。自己愛性人格障害者の被害者でもあったのに、また騙された😵
この体験を通して、社会の中で診断された自己愛性人格障害者と接する機会がいかにレアで、初見では分かりにくいかを改めて実感しました。自信の困り感を抱きにくい為、自覚し難く、診断に至るケース自体少ないのではないかと思います。
情報を知った今なら、次からは過度な同情を避け、薄い反応で期待を削ぐ──時間泥棒の再発予防ができるかなと思います。
あぁ悔しい😵💫
葛王回顧:家庭での自己愛パターン
葛王のことを思い出すと、その典型的パターンがよく分かる。
離婚話や協議中、直接のやり取りで
辛くて○にしたくなる
気付いたら刃物を握っていた…チラ
明日にでも失踪しようかと思ってる…チラ
と、同情を買おうとする葛王。
別居後は育児放棄しつつも、子どもの前で
会いたかった…!
と号泣する。
子どもたちのために父親を奪うのは良くない!酷い!
養育費は子どものために使うべきだ!
と主張(いや、それ以外ないけど?1人2500円で何言ってる?)
終始、「家族のために必死に就活していた俺を、どん底まで突き落としたmoyu」という事実の湾曲が酷すぎて、もはや異世界だった。
多分、『俺が考えつくこの思考を、他者も利用して得を得ようとしているに違いない!』って思考なんだと思います。

※イメージ画像です。急に汚いイラストですみません…🙇
自己愛性人格障害あるある
今回の体験から整理すると、自己愛性人格障害の典型的特徴は:
自己愛性人格障害あるある
- ・常に自分は被害者ポジション
- ・美談に仕立てて同情を買う
- ・事実との乖離が大きい
- ・責任は全て他者にある
- ・聴き手の共感・時間を奪う
医療現場でも家庭でも、こういう人に巻き込まれると消耗する。
境界線を引き、自分の心と時間を守ることが大切です。
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結び
初見では分かりにくく、外から見ると巧妙で普通に見える自己愛性人格障害。
だからこそ、社会の中で、診断された自己愛性人格障害者と接する機会は、非常に希少で貴重な体験でした。
そして心の中で叫ぶ。
時間返せーーー!!
リアルタイムでモラハラッサーの話を聞かされる立場にいる方のお役に立てれば幸いです🙂↕️
❀moyu❀
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