
理不尽なことや、心がざわつく出来事って、誰にでもありますよね。
職場の人間関係、家庭でのモヤモヤ、思わず落ち込みそうになる瞬間…。
私も昔はすぐに心を揺さぶられ、感情的になったり、自分を責めたりしていました。
でも今は、現場での経験と元モラ夫との生活を経て、どんな場面でも折れない“無敵メンタル”を手に入れました。
今回は、その体験談とともに、私の「無敵メンタル術」をお伝えします。
医療現場で鍛えたメンタル
医療現場では、さまざまなタイプの人と日々接しています。
その中で磨かれたのは「空気を読んで引く時は引く、必要な時は言う」というスキルです。
人と関わる仕事は、このやりとり・調整がとにかく大変ですよね。
Dr.編
Dr.は忙しく、ピリピリオーラでバリアを張っていることも多いです😅
時間内に訪れず、待ちに待った来訪。時には小走りで逃げることもありました(笑)。
でも、伝えなきゃいけないことは山積み。指示をもらわなければ、申し送りもできません。
そんな時は、隙の糸(業務の合間)を見逃さず、空気を読まずに思い切って切り出します。
お疲れ様です。〇〇さんの件なんですが…
ぞんざいに扱われたり、ぶっきらぼうだったり、威圧的だったり…何とも理不尽な目にも遭いました。
必要なら走って追いかけ、聴覚の届く範囲で要件を伝える(笑)
逃さない!絶対にニガサナイ!
医療現場は毎日が戦いです⚔️
こちとら命と責任を、一番最前線で守ってますので。半端なところで逃がすわけにはいかないのです…!
激情型の先輩編
感情の起伏が激しい先輩には、挨拶だけ押さえて接点を最小限に。
突っ込まれそうなことは先手を打って準備し、感情に飲まれないよう対応します。後輩からの朝の申し送りは大好物。『はい知ってまーす😑』今日も餌食…🍖
てな具合で、不可避な事柄で鍛錬を重ね、最短申し送り用に念入りメモをして、要点以外言わないこと(この頃申し送り時間の短縮令が出てた)で、隙を見せない技が磨かれました。
私が初めての夜勤で消える先輩、急変をなすりつけて姿を消す先輩、理不尽な怒り方の先輩、PC入力が苦手でのらりくらり押し付ける先輩…沢山の修業を積ませて頂きました…🙏😓
自分勝手な患者さん・家族編
社会には、色んなタイプの方がいらっしゃいますよね。検査目的で入院したのに、朝食抜きに激高して叫び散らす方や、とにかく話好きで離さない方、用無しナースコール連打する方、ご家族も、家庭のルールを持ち込んで強要したり、医療者へ食ってかかったり…。話は聞きつつも、無理なことは無理、と伝えます。
飄々と、しかしブレずに対応することがポイントです。線引きは大事ですね、何事も。
新人時代には怖かったことが、徐々に言い分を言い返せるようになりました。頼れる上司が居たら百人力でした✨️
元モラ夫(葛王)編
元モラ夫(通称:葛王)は、私が内心小心者だと嗅ぎ分けていたんだろうなと思います。
あまりにも自信満々に「moyuがおかしい」と言われ続け、疑問を抱きつつも謝ったりしていた時期もありました。
でも、彼の理不尽な主張に話が通じないことを悟ってから(離婚を決意してから)は、毅然とした態度で離婚活動に励みました。
きっぱり正論を伝え否定すると、タジタジになり、
そんなキツい人間ではなかったのに…変わってしまったんだね…
と被害者モード全開(笑)。腹立つけど、ここで感情を揺さぶられない技が鍛えられました。
自己愛性人格障害は相手を揺さぶるのが趣味みたいなものなので、反応しない(ように見せる)ことが最大の防御です。
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私の無敵(?)メンタル術
無理に空気を読む必要はありません。
元々は空気を読みすぎるHSP(人一倍繊細な人)の私。最初は本当に難しかったです。学生の頃は恐ろしい指導者さんに怯えて壁際に震えて立っていました。
しかし、社会人はそうはいきませんよね。自分の仕事に責任がついてきます。自分を守るために、言うべき時は言い、引く時は引く。これが大切であると繰り返し思い知らされました。
幸い私は幼少期から内向的で、壁際から観察してるタイプだったので、内心は小心者なくせに飄々としていた(ように見せるのがうまかった)し、体格も良いので、同年代の子に比べるとターゲットになることは少なかったように思います。
そんな風に自然に身についた護身もあります。
ある程度落ち着きのある態度をとるだけでも印象が違うのだと思います。
理不尽なことがあっても、自分の価値を下げずに対処できる力は、現場でも家庭でも本当に役立ちます。
とにかく【相手の不機嫌】・【理不尽さ】を自分ごととして受け取らない ということが一番大事かなと思います。
『私のせいかな…』『どう動けば解消するかな…』そんな気遣いは底なし沼のようにどんどん吸い取られていきます。
不機嫌も納得いかないのも【相手の課題】だと線引きが大切だなと思います。
そして、いくら上手に振る舞えるようになっても、酷く当たられて傷つかない訳じゃない。いくらか受け流せるだけです。時には思い切りリフレッシュしたり、必要ならばカウンセリングや心療内科の診察を受け、医療の手を借りることも大切だと思います。
最優先すべきは、自分の心の平穏さだと思います。あなたの人生を守れるのはあなただけだから。
医師対応のサービスもあり、心療内科や精神科の受診を迷っている方にも安心です。
継続的にカウンセリングを受けたい方と、目的に応じて使い分けられるのも良いなと感じました😊

定額制で利用しやすく、継続的に心理サポートを受けたい方におすすめです。
医師対応はありませんが、心理師による丁寧なサポートが受けられます😊
結び
理不尽なことや感情を揺さぶる出来事は、誰にでも避けられないものです。
でも、自分の心を守る術さえ持っていれば、どんな場面でも折れずに前に進めます。
私が経験から学んだのは、「自分を守る力」=「無敵(風)メンタル」こそ、人生を生き抜く最大の武器だということ。
あなたも、自分の心を守る小さな技を、一つずつ身につけていってください。
それだけで、心がぐっと自由になります✨

無敵【風】と書いたのは、大丈夫と思っても心は傷ついていることもあるから。
ストレス現場ではしっかりかわしながら、リフレッシュやリラックスで【心】を癒すことも忘れずに。
【心】と【身体】は表裏一体。心身ともに元気に過ごせますように。
❀moyu❀
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