卒業式前編

シンママ

長男のにいすけは、3月で小学校卒業を迎えました。三学期後半から、卒業式への意向の確認をされ、本人は「出来れば行きたい」と言っていました。

完全不登校になって丸一年。半ば諦めていた式参加。

まぁー何時間も拘束されんで良いか♫

えっ出たい気持ちもあるならサポート要るな😳

3月に入って卒業式の練習が始まってから、日中の練習参加は「無理😓」とのことで、放課後に通い詰めて練習させてもらいました。

合同練習は出来なかったから、合唱(男子は下パートだからムズい)や「僕たち」「私たちはー」のやつ(語彙力w)は捨てました🤣

我ながら、家族総出で頑張った…(先生も)。

とりあえず結構出来るようになり、「いけそうじゃん😳」と構えて準備した当日…

「母さん…腹痛い。」

しばらく無かった腹痛が再来。

時間に間に合うように準備していた私は、また言わなきゃ良いのに、

「とりあえず準備してみる?」

「◯時◯分までに着かなきゃね」

と、にいすけを押してしまう。

おとを祖父母宅に預けて、何とか集合時間ギリアウト位に学校駐車場に到着。

「はい、下りるよ!」気が急く私。

動かないにいすけ。ちらりと私の顔を見る。

「……今日無理。」

そこからは、説得しちゃう私と、別室待機も先生との接触も拒否するにいすけの攻防戦。

にいすけを車内に残して、やるせない感情のまま職員室へ。勿論担任の先生はクラスに行ってるから、職員室に居た先生と、どうしたもんかを話す。

式が終わった後、校長室での証書授与。

再来時間を伝えて、にいすけが待つ駐車場へ。式終了まで2時間若。長い。

一緒に頑張った日々。

協力してくれた担任・学年主任・教頭・校長先生への申し訳無さ…。

頑張りを見て芽生えてしまった期待・焦燥・怒り…。

全部、「私」の感情なんよなー。

本人はもっと辛いのに。こんな時、余裕を持って優しくなりきれない自分が心底嫌になります。

にいすけの人生の選択は、にいすけのものなのに。頭では分かってるのに、わが子のこととなると難しい。

シングル母親業修行の時だと、しみじみ思います。

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