不登校に至るには、様々な要因があります。原因となるものが一つの場合もあれば、うちのように複数が絡み合っている場合も。
2025年の、不登校の原因ベスト10なるものを見つけました。
1位 :学校での人間関係
2位 :無気力
3位 :勉強の遅れ
4位 :学校に馴染めない
5位 :家庭環境
6位 :生活の乱れ
7位 :原因が自分でも分からない
8位 :身体の不調
9位 :発達障害などの特性
10位 :学校に行く理由が理解できない
にいすけの場合は、2位の無気力と、10位の学校に行く理由が理解できない 以外の複合型かなという感じです。生活は乱れはしないけど、症状で朝起きるのが遅くなりました。
にいすけが5歳の時に別居・6歳の時に離婚に至りました。
1・2年生 何でお父さん居ないの?と聞かれるのが怖かった。と最近聞きました🥺私も、作文や日記でお父さんが居るような表現が見られて、心配していましたが、にいすけは友達も沢山居て、スポーツや絵等一目置かれる特技もあって、楽しそうに通学していたので安心していました。
3年生の時、他クラスの転校生がしばしば理不尽な暴力を振るう被害に遭う。他にも、上級生が下校時不意打ちで殴りかかって来たり、習い事では更衣室で中学生に殴られたり…全員面識ない上に通りがかりの犯行。何でにいすけばかり…?と世の中が怖くなる年でした。あげく担任も理不尽なタイプで、かなり振り回されました。学童でもトラブルにみまわれる。習い事はやめる。
登校日数が減った分勉強面の不安が大きくなり、頼りやすい先生に別室で教えて貰ったりしていたよう。
4年生で、時々休むように。お腹が痛い、というのが主訴。スポーツの団体内で、他スポーツ掛け持ちの子達がグループで固まり、馴染みにくさを訴える。コーチも贔屓系で、にいすけは眼中にないような感じでした😔
この頃から身体が急成長する。
5年生は休む日数が増えつつ、宿泊学習は参加。楽しかったようだけど、
「いつも休んでるんだから学校くる資格ないよね」と目の前で陰口を言われてトドメを刺され、三学期〜不登校に。
6年生は何とか修学旅行だけは行くけど、あとは私が同行した日のみ1〜2時間別室登校(月に3〜4回)してました。
でも、登校して、本人のペースでたまに教室にも行ったりしたけど、凄い汗をかく。冬でもだくっと。予期不安の強い日の朝は決まって腹痛があって起きられないし、
一時は過敏性腸症候群と診断されたけど、最終的に、起立性調節障害の一種である
体位性頻脈症候群だと診断されました。
理解を深めるためにWISC検査を受けたくて、小学校の担当の先生を頼ったら拒否され💔(病院に行ったら良いの一点張り。当時かかりつけ医が長期休診のため頼れる病院が無かったのに)特性についての診断は受けていませんが、にいすけは繊細タイプではあると思われます。内向的で慎重派の母だもんね。
もうね、本人も母も、何がなんやらです。子供を取り巻く社会全体に恐怖を感じましたし、離婚というストレス環境に巻き込んでしまった申し訳なさもあり、でも先行き不安で…本格的に不登校になった5年生の三学期は、母子共に余裕が無く荒れていました。
「これをこうしたら解決!」って原因も方法も分からない。暗闇に放り込まれた感覚です。「わが子、不登校になるかもな〜」なんて微塵も思わないし。
今までは「学校行かなくても大丈夫。ゆっくりしたら良いよ。」と言っていた。
なんて浅はかなコメントをしてたんだ…
そんなの皆頭では理解してるんよね。
なのに、急に(後で思えばゆっくり経過してたと分かるけど、あくまで体感)「我が子に」降り掛かって来た時、反射的に出てくる「子供のピンチ!」「何とか通常運転に戻さなきゃ」が暴走。頭はパニックで、フォローが後手に…お母さんも、まさかの事態を受容するには時間がかかるよね。「ゆっくりしたら良いよ」じゃないよね。無責任でした。
反省です。
日本では不登校の児童生徒が増加し続けており、社会問題として注目されています。
特に近年の統計では、小・中学生や高校生の不登校が過去最多を記録しており、背景にはさまざまな要因が絡み合っています。
2022年度の文部科学省の調査によると、小中学生の不登校者数は約29万人と、前年度より約2割増加し過去最多を記録しました。
不登校生徒数は10年連続で増加しており、在籍生徒全体に占める割合は3.2%と上昇しています。
特に中学生の不登校者が多く、思春期特有の心の不安定さや家庭との関係性の問題が要因となるケースが目立ちます。
また、小学1年生から中学3年生までの傾向を見ると、学年が上がるごとに不登校者が増加する傾向がありますが、中学2年生と3年生では横ばいとなっています。
不登校の原因として最も多いのは「無気力や不安」であり、全体の半数以上を占めます。
さらに、生活リズムの乱れや友人関係、家庭環境の変化も主な要因として挙げられます。
こうした問題を解決するためには、家庭と学校、そして専門機関が一体となった支援が求められています。これが難しいんですけどね。とにかく子供と寄り添って、振り返り見つめ直す時間が必要です。休息は、次のステップへの階段です。子供は元々、「よりよくありたい」という欲を持ち合わせているそう。だから、今のステージをクリアして自信が持てたら、勝手に次に進むんだそうで。小児心身症外来の先生が言っておられました。
うちもまだ渦中ですが、確かにそうだと感じています。
原因は様々だけど、心が疲弊してるのなら、怖いけど一休みしてから考えてみませんか。きっと一息ついた方が、良い思考に向かう気がします😌

↓↓オススメ記事↓↓