【1】交渉の場に現れた「数字の暴力」
離婚協議中、養育費の話し合い。
私は、無理な要求はしませんでした。なぜなら協議に物凄い疲弊していたし、もぎ取りたい条件があったから。
「面会をなしにしてくれるなら、あなたの言い値で構いません」
そう伝えた。
私は、心の平穏が何より欲しかった。
返ってきたのは、弁護士を通じた“正式な提案”。
「月額5000円で」
たったそれだけ。
2人分、1ヶ月、5000円。
一人あたり、月2500円/人。
コンビニのランチ2回分。
ジュースとお菓子を2週間分我慢すれば、払える金額。
その額には
「屑王が私たちに向けていた価値観」が表れていた。
ケチで見栄っ張りの男の、最後の悪あがき。
【2】さらに届いた「主張」は、もはやお笑い
その後も月に1度、謎のルーティンが続く。
・振込額5000円
・そこから送金手数料がなぜか引かれている(同行振り込みなので通常無料。わざと時間外などに振り込む)
・それについて「送金手数料と明記しろ」と、わざわざ弁護士を通じて主張
…ねぇ、
月5000円から、さらに110円引いて、残り4890円って。
逆に感動すら覚える徹底ぶり。
愛情はくれないけど、ネタには困らない。
「他行にして手数料がかかると、子供たちの手取りが減る(何故か手取りから引く発想w)から」と口座を指定してきたのにこの矛盾🤣
勿論そんな少額なら一括にしては?と言ったし、生命保険の受取人を子供たちにする案も伝えたけど、それは却下。こちらの得になることは一切したくないらしい(笑)
【3】子どもへの“予防線”まで張ってくる父親
極めつけは、この主張。
「将来、子どもたちが父親に会いたいと言った時、母親が嘘をついて邪魔をするな。それを明記しろ」
……………。
それを言うなら、“会いたいと思われるような生き方”してきてくれ。
「父親に会いたい」と子どもが思うかどうかは、
私の嘘じゃなく、あなたの行動と存在感が決めること。
手紙一通すら来ない。
誕生日も入学卒業も無視。
養育費も端金、しかも削って送金。
そんな背中しか見ていないのに、会いたいと思うとしたら…それは“美化された幻想”だけ。まぁ、そんな珍獣見てみたいとは思うかもしれない。その場合、自分の心身を守れるようになったら行きなって伝えてます。
【4】私が子どもに伝えることは、ただひとつ
将来、子どもたちが
「お父さんはどうして会ってくれなかったの?」
「なんでこんなにお金が少なかったの?」
そう聞いてきたら、私は言う。
「私は何も嘘ついてないよ。
見てごらん、この通帳と、毎月の送金明細。
書類と数字がすべてを物語ってるでしょ?」
言葉よりも、行動が真実を語る。
愛情は、書面じゃなくて体温で伝わるもの。
だから私は今日も、子どもたちにちゃんと向き合っている。
【5】月5000円で得たもの
確かに、生活に必要なお金はもっとあっていい。
でも私は、彼との関係を“金額”に置き換えられたことで、目が覚めた。
私が得たものは:
面会なしという静けさ
弁護士経由で届く“ネタ帳の1ページ”
「あなたたちを大切に育てたい」と毎月決意し直すエネルギー
そして、自分の強さと誇り
だから今は、こう思える。
安い買い物だったな。
子どもたちのために、私はちゃんと、笑えてるから。

この話は、笑い話に見えるかもしれない。
でも私にとっては、“生き直すための選択”の記録でもあります。
そして何より、
将来子どもたちに「誰が本当に向き合ってきたか」を伝える証拠。
数字は嘘をつかない。
そして私は、嘘をつかなくても、恥じない毎日を生きている。…かな😅